『Lies of P』に似たゲームは、大きく二つに分けると探しやすくなります。一つは、クラットの機械人形、古い欧州都市、疫病、崩壊したゴシックな雰囲気に近い作品。もう一つは、Perfect Guard、強敵の連続攻撃、精密なタイミング、一本道型の高密度ソウルライクに近い作品です。

Lies of Pらしさを分解する
『Lies of P』に近い作品を探すときは、Perfect Guard、比較的線形な進行、武器組み替え、ゴシック都市、ボス学習のどれを残したいかで候補が変わります。すべてを同時に満たす作品は少ないため、最優先の要素を決める方が実用的です。
候補を選ぶときは、ゴシックな雰囲気だけでなく、Perfect Guard、武器組み替え、線形な進行、ボス学習のうち何が実際に重なるかを確認します。
Bloodborne:ゴシック都市と攻撃性の源流
ヤーナムとクラットは同じ都市ではありませんが、美しい古い建築が崩壊し、怪物や病に覆われるという空気に共通点があります。両方とも、ただ盾を構えて待つより、危険へ近づいて主導権を取る戦闘を促します。
ただしBloodborneは銃パリィ、Trick Weapon、ラリーを使い、Lies of PはPerfect Guard、Legion Arm、武器組み替えを使います。見た目が近くても戦闘ルールは別です。
SEKIRO:Perfect Guardのタイミングをさらに純化
Lies of Pでボスの連続攻撃をPerfect Guardできるようになる過程が一番楽しかったなら、『SEKIRO』が最も分かりやすい次の方向です。
SEKIROは装備ビルドを大幅に減らし、弾き、体幹、移動、義手忍具へ集中します。Lies of Pより「装備が正しいか」ではなく「自分が正しく反応できるか」の比重が高くなります。
DARK SOULS III:一本道型Soulsの本家側へ
オープンワールドではなく、比較的明確なルートを進み、強敵とボスを突破していくため、Lies of Pの高密度な進行が好きな人に向きます。
Perfect Guardほどパリィが中心ではありませんが、武器、ステータス、魔法、スタミナ、ボスというSouls系の基礎をFromSoftware側で体験できます。
Steelrising:機械人形と歴史都市
機械の敵と歴史的な欧州都市という見た目の共通点では非常に分かりやすい候補です。一方、戦闘難易度やアシスト設定を含め、Lies of Pと完全に同じ高圧なボス設計ではありません。
「クラットの機械文明と街並み」が好きだった人向けで、「Perfect Guardの厳密なタイミング」を求めるならSEKIROやWo Longの方が目的に近い場合があります。
Wo Long: Fallen Dynasty:弾きとRPGを高速化
化勁によって敵の攻撃を処理し、反撃へつなげるタイミング戦闘を、より装備・属性・武技の多いRPGへ広げています。
Lies of PのPerfect Guardは好きだが、もっと大量の装備やビルドを試したい人に比較価値があります。
Thymesia:疫病と短い高密度戦闘
疫病に覆われた暗い世界、高速な回避とパリィ、ボス学習を小規模なキャンペーンへまとめた作品です。Lies of Pほど武器組み替えや都市のスケールは大きくありません。
「何十時間も遊ぶより、短く濃いパリィ型アクションが欲しい」という人には選びやすい候補です。
ELDEN RING:戦闘言語を保ったまま世界を逆方向へ広げる
Lies of Pが比較的一本道であるのに対し、ELDEN RINGは大きな世界で進路を自分で選べます。勝てないボスがいても、別地域へ移動して装備やレベルを整えられます。
Lies of Pで「このルートを突破するしかない」圧力が好きだった人には違いが大きいですが、Souls系戦闘は残しつつ探索自由度を増やしたい人には適しています。
ファミ通の評価から見える比較軸
日本のファミ通レビューでも、Lies of Pについてジャストガードから反撃へつなげる立ち回りや、武器のブレードと柄を組み替える仕組み、本家Soulsシリーズに近い感触が言及されています。
つまり似たゲームを探すときは、パリィだけではなく、武器ビルド、ボス学習、都市の雰囲気、進行の密度をまとめて比較する方がLies of Pらしさを捉えやすくなります。
次に何を選ぶ?
ゴシック都市と攻撃性ならBloodborne、Perfect GuardのタイミングならSEKIRO、機械都市ならSteelrising、弾き+装備ならWo Long、FromSoftwareの一本道SoulsならDARK SOULS III、探索自由度を増やすならELDEN RINGが比較しやすいです。
「Lies of Pと完全に同じもの」を探すのではなく、クラットで一番好きだった要素を一つ残し、別の部分を変える作品を選ぶと次のゲームとして満足しやすくなります。



